全体画像、サイン画像、作品詳細など

作者■ポール・セザンヌ
タイトル■リンゴとオレンジの静物
技法■リトグラフ(エスタンプ)
サイン■ムルロー工房エンボス印有り。 ed. 81番/200部限定
状態■額付き 良好
絵サイズ■55cm×44cm(横×縦)
額サイズ■78cm×69cm(横×縦)
備考■制作:パリ・ムルロー工房
作家プロフィール
■ポール・セザンヌ■
1839年、フランス生まれ。法科大学を中退して画家となる。パリのアカデミー・シュイスに学び、ピサロと知り合う。その後、ドラクロアなどに感銘を受け、70年頃まで故郷とパリを行き来しながら制作を続け、この間にモネ、ルノアールらと交流する。初期は暗いバロック風の作品が多かったが、ピサロの影響で明るい色調の風景画を描くようになり、第1回印象派展に『首吊りの家(坂みちの家)』を出品する。
当初はモネやルノワール等と共に印象派のグループの一員として活動していたが、1880年代からグループを離れ、伝統的な絵画の約束事にとらわれない独自の絵画様式を探求した。セザンヌはモネら印象派の画家たちと同時代の人物だが、ポスト印象派の画家として紹介されることが多く、キュビスムをはじめとする20世紀の美術に多大な影響を与えたことから、しばしば「近代絵画の父」として言及される。1906年、永眠。
【ムルロー工房】
リトグラフ(石版画)を発案した、フランスで140年あまりの歴史と世界最高の技術を誇る、リトグラフ工房の老舗。ピカソ、マティス、シャガール、ミロ、ブラック、コクトー等、20世紀を代表する巨匠たちのリトグラフを、殆ど全て制作してきた信頼と技術は、世界随一のクオリティー。ムルロー工房は、経営者ムルロー氏の手腕はもちろんの事、歴史に残る3人の名刷り師、デシャン、ソルリエ、メルシエを生んだ。




