絵画の飾り方、おすすめの4タイプ
素敵な絵画をもらった・購入した、さあ飾ろうと思ってはみたものの、どう飾ったらいいの?と迷ってしまうと思います。ここでは絵画をおすすめの4つのタイプの飾り方を画像付きでご紹介します。タイプ別に細かいポイントも押さえつつ、分かり易くご説明していきます。お好みの飾り方が見つかりましたら、早速絵画を実際に飾ってみましょう。
A.油絵を飾るときは、壁の余白を多めに取って、窮屈にならないように。
額装された油絵を手に取るとよくわかると思いますが、油絵や日本画の額縁はフレームが太くて重厚なものが多く、キャンバスを入れるので奥行きもあります。また画面も絵具の厚塗りや重ね塗りの多い油絵は、それだけで存在感があります。
壁の空きが無いくらいの大きい絵画は、かなり窮屈に感じてしまうでしょうし、風景画などは開放感を損なわれ、絵の良さが生きなくなってしまいます。壁の余白は十分に取って、ゆったり飾ることこをおすすめします。
右画像の絵画:友成晴雄「花」油彩画
B.1枚の大きい版画を飾って、ダイナミックにお部屋のイメージアップ。
大きい絵を飾りたい場合、版画がおすすめです。版画の額縁は油絵や日本画の額縁と違い、薄くてシンプルなものが多く、またフレームと絵の間に版紙を押さえるマットと呼ばれる囲いがあり、そこが緩衝地帯となって、全体がスッキリ・スマートに見えます。大きい作品でも壁になじむので圧迫感なく、ダイナミックにお部屋の雰囲気を変えられると思います。
右画像の絵画:ベルナール・ビュッフェ「サルーテ」リトグラフ(石版画)
C.同じ作家の作品を並べて飾って、センス溢れる空間を演出。
D.違う作家の作品を並べて飾る上級者は、プロデューサー目線で、色彩やテーマを考える。